研究ターゲットを多価金属イオン二次電池まで拡げて検討を行っていました。アルミニウム系,亜鉛系,そして,マグネシウム二次電池の弱点を他金属で補った形の,マグネシウムーアルミニウム複合金属電極ヨウ素イオン二次電池,マグネシウムー亜鉛複合金属電極ヨウ素イオン二次電池において,研究開発を行い,そのデータで実施例補充を行うことで,先の基礎出願の国内優先権主張出願の作業に取り組んでいたため,ブログの更新が1か月以上止まってしまっておりました。 無事,12月22日に国内優先権主張出願(特許願2023-216577)を完了できております。 来年は,アルミニウムを負極として,無機塩としてのリチウム塩もまったく用いない,サステナブルな二次電池にチャレンジしていくつもりです。(aw)
アルミニウムは,クラーク数が圧倒的に高く,それが二次電池化できれば,LIBに比べて特性はやや劣ってしまっても,意味がある技術だとは思っていました。また,体積当たりの理論電気容量的には,他の金属に比べて圧倒的に高いです。 しかし,アルミが酸化しやすいことは固定観念としてあって,到底無理だろうと思っていました。...
マグネシウム二次電池関連の情報検索,一日1件を目標としていたのに,しばらく滞ってしまっていました。 特願2023-182334に向けた作業に集中していたからですが,なんとか10/24に出願できました。 作業完了後,早速その概要や考え方をアップしました。 https://www.lpd-lab.com/mg-battery/mg-site/5/ https://www.lpd-lab.com/mg-battery/mg-site/6/ https://www.lpd-lab.com/mg-battery/mg-site/7/...